2021/04/10

GV-VCP3/PCIをWindows 10 64bitで使う

要約
  • I-O DATA GV-VCP3/PCI ビデオキャプチャボードは,Windows XPまで対応
  • 後継製品としてGV-VCP3R/PCIがあり,GV-VCP3/PCIのRoHS指令対応版と考えられる.Windows 7 32bitまで対応.64bit非対応
  • 同じチップを使用しているWinFast PVR2000の64bitドライバを使用すると,GV-VCP3/PCIをWindows 10 64bit 20H2で使用可能
  • ドライバはinfファイルを書き換えた上でWindows 10のテストモードでインストールする必要があり,一定の知識が必要
  • 録画はGV-VCP3R/PCI サポートソフトを使用可能なほか,OBSも使用できる.OBSがおすすめ
I-O DATA GV-VCP3/PCI ビデオキャプチャボード

GV-VCP3/PCIは,2006年4月発売のPCIカードタイプのビデオキャプチャボードです. 後継としてGV-VCP3R/PCIがあり,GV-VCP3/PCIとの違いはRoHS指令対応の有無のみとみられますが未確認です. つまり,GV-VCP3/PCIとGV-VCP3R/PCIのハードウェアはほとんど同じということで,GV-VCP3/PCIでもGV-VCP3R/PCIのサポートソフトが使えたのではないでしょうか.既にWindows 7 32bit以前のデスクトップPCが手元にないため確認できませんが…. 入力端子はコンポジット入力のRCAピンジャックが2系統とS-Video入力の4pin mini-DINが1系統です.

コンポジット出力のアナログカメラの映像をPCに取り込みたかったのですが,ちょうどこのボードが転がっていたので最新のWindows OS環境で使用可能か試してみた記録です. 結論としてはWindows 10 64bit 20H2で録画に成功して使えています.しかし,非公式な方法かつ海外サイトからのファイル入手が必要ですので,参考情報として眺めてください.最早こんなことしたい人,私以外にいないかもしれませんが….

ドライバの入手,編集,インストールの概要
ヒントは価格.comの書き込み

価格.comにはWindows 7 64bitで動作したとの報告があり,その方法が具体的に記載されていました.ご丁寧なことに,使用した代替ドライバのバージョンとMD5までありました. 私が行ったことは,この代替ドライバをインターネット上で探してきて,同じように編集して使っただけです.

代替ドライバの入手

代替ドライバも公式での配布は終了しており,インターネット・アーカイブからも入手できませんでした.このため,非公式なWebサイトからダウンロードする必要がありました. Google検索で「CX23880.5.0.18.6420_Vista_WHQL」で検索すると見つかります.ダウンロードできたら,zipファイルを展開して,その中にあるcxavsvid.sysのMD5が一致するか確認してください.

PVR2000.infの編集

代替ドライバに含まれるPVR2000.infは当然ながらGV-VCP3/PCIではありませんので,記述をGV-VCP3/PCIに合わせて書き換える必要があります. 必要な情報は,GV-VCP3R/PCI サポートソフトに含まれるWindows 7 32bitドライバのiocx88vd_7.infに記載されています. 私はWinMergeでPVR2000.infとiocx88vd_7.infを比較しながら書き換えました.

ドライバのインストール

あとは,書き換えたPVR2000.infを使用してドライバをインストールするだけですが,1つ注意点があります. このドライバは署名なしドライバのため,Windows 10をテストモードにしてインストールする必要があります. この方法については既に多数のWebページで紹介されていますので,「Windows10 ドライバ インストール テストモード」などで調べていただければと思います.

映像のキャプチャ

I-O DATA公式のGV-VCP3R/PCI サポートソフトに含まれるキャプチャソフトは,Windows 10 64bit 20H2でも使用できました. しかし,実用的にはOBSを使用するのが良いのではないでしょうか.OBSはライブ配信などに現在広く使用されているフリーウェアで,もちろんWindows 10 64bitをサポートしています.

あれ,映像がキャプチャできないぞ.というときは,設定を確認してみてください.私の場合,デフォルトではS-Video入力となっていたためコンポジット入力に切り替える必要がありました.

以上,参考になれば幸いです.

2021/03/07

サクラエディタでMarkdownをシンタックスハイライトさせる

Monokai for Sakura Editor

サクラエディタでMarkdownをシンタックスハイライトさせるためのタイプ別設定ファイルを作成しました.GitHubにて公開しています. サクラエディタをMonokai風の配色するための色設定ファイルとタイプ別設定ファイルを公開しているリポジトリに追加しました.

設定方法
Markdown
  1. 設定ファイルを準備する
  2. サクラエディタはご使用のOSをサポートしている最新版にアップグレードしておくことをおすすめします. 下記リンクからGitHubに移動し,右側の「Code」-「Download ZIP」からZIPファイルをダウンロードしてください. ダウンロード後,任意のフォルダでZIPファイルを解凍してください.

  3. タイプ別設定一覧を表示する
  4. サクラエディタを起動し,「設定」-「タイプ別設定一覧」を開きます.

  5. 設定ファイルをインポートする
  6. タイプ別設定一覧ウィンドウで「インポート」をクリックします. ファイルを開くためのウィンドウが表示されるので,ZIPファイルを解凍してできたフォルダから,「markdown_monokai\markdown_monokai.ini」を開きます.

    サクラエディタのバージョンによっては下記のようなメッセージが表示されます.「OK」をクリックします.

    「インポート確認」ウィンドウが表示されるので,「読込先:」を「新規追加」にして「OK」をクリックします.

  7. 完了
  8. 「ファイルをインポートしました。」と表示されれば完了です. 下図のように追加されます. 拡張子がmdもしくはmd.txtのファイルを開くと,シンタックスハイライトされるはずです.

    拡張子が「*.md.txt」の場合もシンタックスハイライトにするためには,「Markdown ( md,*.md.txt )」を選択した状態で「↑」をクリックして「テキスト ( txt,log,1st,err,ps )」の上に設定します.

2021/02/06

CISCO互換ケーブルのピンアサイン

Cisco互換ケーブル (コンソールケーブル)

不要なLANケーブルを流用して,Cisco互換ケーブルを自作した.ピンアサインの参考にしたページをメモしておく. Cisco互換ケーブルと言っているのは,Cisco機器の設定などの際にCisco機器とPCを接続するために使用するケーブルのこと.コンソールケーブルとも呼ぶ. Cisco機器側が一般的なLANケーブルと同じRJ45,PC側がD-sub 9ピンコネクタである.PC側がUSB (USBシリアル変換IC内蔵)になっているものもある. Cisco以外のメーカーのネットワーク機器などにも広く採用されている.

既成品例とピンアサインの参考資料

下記の富士通のWebページに,既成品例とピンアサインが掲載されている.

既成品例の1つがパナソニックLSネットワークスのPN72001で,製品ページに商品図面が掲載されている.ピンアサインはこの図面がわかりやすく,一番参考になった.

2021/02/04

久しぶりにディスク消去ツールのDBANを使用しました

要約
  • Darik's Boot and Nuke (DBAN)は,フリーのディスク消去ツール
  • フロッピーディスクを作成するための実行ファイルが提供されているのは,1.0.7まで.最新は2.3.0
  • 上記の1.0.7の実行ファイルはWindows 10ではエラーが発生する.今回は,仮想マシン上のWindows XPで実行
Darik's Boot and Nuke (DBAN)

Darik's Boot and Nuke (DBAN)は,フリーのディスク消去ツールです.自己起動可能なツールで,CD-Rやフロッピーディスクに書き込んで使用します. 古いネットブックのHDDのデータ消去が必要になったので,DBANのことを久しぶりに思い出しました. 手元にCD-RやUSBメモリがありませんでしたがフロッピーディスクがあったので,今回はフロッピーディスクに書き込んで使いました.

フロッピーディスクの作成には,dban-1.0.7_i386.exeを使う

2.0.0以降は,フロッピーディスクの作成に使う実行ファイルが配布されていないことに気づきました. 1.0.7までは配布されており,ファイル名はdban-1.0.7_i386.exeです. USB FDDを接続し,dban-1.0.7_i386.exeを実行するとウィンドウが開きます.Installボタンを押下すると開始されるのですが,処理が進まずエラーになりました. すぐに諦めたので対処方法があるかもしれませんが,少なくとも私のWindows 10 64bit 2004環境では動作しないようでした. なお,「管理者として実行」と互換モード (Windows XP SP2)も試しましたが,エラーになりました.

すぐに諦めたのは都合よくVMware Workstation PlayerにWindows XP SP3の仮想マシンがあったからです. この仮想マシンに同じUSB FDDを接続してdban-1.0.7_i386.exeを実行したところ,正常にフロッピーディスクを作成できました. まぁ,フロッピーディスクの作成をサポートする必要がない世の中になって10年以上経っていますからね.

以上,参考になれば幸いです.