はじめに
前回の記事で,ZYBO上でのLinux起動に成功しました. しかし,ZedBoardのデザインからramdisk8M.image.gzを流用したため,Linux起動時に下記のような警告が発生しています. そこで,この問題を修正するとともに,myled.koをLinux起動時にinsmodするようにramdiskを修正してみました. 初心者ですので,非効率だったり,不可解だったりする操作をしている可能性があります. その場合は,コメントなどでご指摘いただければ幸いです….
下記の記事が参考になりました.ありがとうございます.
作業ログ
- microSDHCカードとramdiskをマウントする
- ramdiskの編集:/lib/modules以下の編集
- ramdiskの編集:/etc/init.d/rcSと/usr/bin以下の編集
- ramdiskとmicroSDHCカードをアンマウントする
- ramdisk.image.gzをuramdisk.image.gzに変換する
ZYBOでLinuxを起動し,作業開始しました. 下記は,Tera Term上でのコマンド実行ログです.
/mnt/ramdisk/lib/modules以下を編集し,myled.koを追加しました.
/mnt/ramdisk/etc/init.d/rcSと/usr/bin以下を編集し,Linux起動時にmyled.koがinsmodされるようにしました.
rcSは,「echo "++ Starting OLED Display"」より下部を下記のように変更しました. 既存記述をコメントアウトし,2行を追加記述しています.
rcSから実行される,load_myledを作成しました.
load_myledの内容は,下記の通りです.
microSDHCカードに編集済みのramdisk.image.gzをコピーします.
ZYBO上のLinuxにはmkimageコマンドがないようでしたので,これ以降はPCのUbuntu上で作業を行います. microSDHC上のramdisk.image.gzをUbuntu上の任意の作業ディレクトリにコピーし,下記コマンドを実行します. 生成されたuramdisk.image.gzをmicroSDHCカードに上書きして,作業は完了です.
編集後のLinux起動ログ
myled.koがLinux起動時にinsmodされるようになりました.
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