概要
PIC16F88とMPLAB XC8 C Compilerを使用した開発例として,可変抵抗でLEDの輝度を制御するプログラムを紹介します. この開発例では,PIC16F88のA/D変換モジュールとCCPモジュールのPWMモードを使用しています. 開発環境は下記のとおりです.
PIC | PIC16F88-I/P |
---|---|
MPLAB X IDE | MPLAB X IDE v2.15 |
MPLAB XC8 | MPLAB XC8 C Compiler v1.32 |
PICkit 2 | MPLAB X IDEを使用して書込み |
回路
回路図
PICkit 2を使用してICSP (In Circuit Serial Programming)と電源供給を行うことを前提とした回路です. 今回は,これをブレッドボード上に組んで動作を確認しました.
電源はPICkit 2から5.0Vを供給しています. 内蔵クロックを使用するため,外部発振子は不要です. AN0に可変抵抗を接続し,RB3に電流制限用抵抗 330Ωを経由してLEDを接続しています.
回路部品
下表は使用部品表です.
番号 | 部品名 | 型番 | 数量 | 参考単価 |
---|---|---|---|---|
U1 | PICマイコン | Microchip PIC16F88-I/P | 1 | 200円 |
LED1 | LED | 各社 各色 | 1 | 10円 |
VR1 | 可変抵抗 | 各社 30kΩ B | 1 | 40円 |
R1 | 炭素皮膜抵抗 | 各社 1/4W 10kΩ | 1 | 1円 |
R2 | 炭素皮膜抵抗 | 各社 1/4W 330Ω | 1 | 1円 |
その他 | リード線など | 適量 |
プログラム
main.c
下記はソースファイル「main.c」です.参考になれば幸いです.
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