自宅でMacBook Air 13" (Mid 2011)をデュアルディスプレイ環境で使用するため,mini Display Port - HDMI 変換ケーブルとHDMIケーブルを購入しました. MacBook AirにはHDMI端子が搭載されておらず,外部機器を接続するためのインタフェースはUSBとThunderboltのみです. HDMI端子を搭載した液晶テレビや液晶ディスプレイにMacBook Airを接続するには,Thunderbolt(Mini DisplayPort)-HDMI変換ケーブルが必要なのです. なお,ThunderboltとMini DisplayPortの端子形状は同じで互換性があります.詳しくは,Apple - Thunderboltなどをご覧ください.
私が購入した製品は下記のものです. ノーブランドで600円(送料込,購入当時)と怪しさ満点でしたが,冒険してみました. 茶封筒に入ったパッケージが郵送されてきました. パッケージには製品名のみ記載されており,メーカーや製品説明の記載はありませんでした. パッケージにはmini Display Port - HDMI 変換ケーブル本体のみが入っていて,付属品や説明書は同梱されていませんでした.
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HDMIケーブルは下記の製品を購入しました. フラストレーションフリーパッケージということで,段ボール製の小箱にケーブルが入っているだけです. ケーブルにこだわりはありませんし,何よりも安価なので助かります. パッケージなんて,開封してしまえば役目を終えてしまいますしね.
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MacBook Airに接続した様子です. セットアップは必要ありません.Thunderbolt端子に変換ケーブルを接続するだけで自動認識してくれます. ケーブルはやや太く,固めで自由度が低いですが,HDMIケーブルの取り回しを工夫すれば問題ありません.
Macではなく,Windows 7(Boot Camp上)で変換ケーブルを使ったときの様子です. Boot Camp上でも正常に動作しました.音声出力も可能です. 写真の液晶テレビはフルハイビジョン対応の32インチ,SHARP LC-32DS1です.
もちろん1920x1080で出力可能ですが,SHARP LC-32DS1の場合は少々設定変更が必要でした. 下の写真のようにリモコンの蓋を開き,"画面サイズ"のボタンを押して"Dot by Dot"に変更してください. この設定を行わないと,解像度によっては画面の上下が映らないようです.
Windows 7(Boot Camp上)で設定ウィンドウを表示した様子です.
HDMI - DVI-D変換アダプタと組み合わせれば,DVI-D端子を搭載した液晶ディスプレイにも出力が可能です.
Mac起動時に,mini Display Port - HDMI 変換ケーブルとHDMI - DVI-D変換アダプタを併用して,MITSUBISHI RDT232WLMにDVI-D出力を行っている様子です. この液晶ディスプレイにはHDMI端子が搭載されていますが,それはデスクトップPCとの接続に使ってしまっているので….
Macで設定ウィンドウを表示した様子です.
このデュアルディスプレイ環境を構築するためにかかった費用は,mini Display Port - HDMI 変換ケーブル(600円)とHDMIケーブル(762円),合計1362円でした. 安価な製品ですが,正常に映像と音声を出力できます.大変おすすめです.
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