2013/10/02

Windows Server 2012のウィルス対策ソフトウェア

はじめに…

DreamSparkで取得したWindows Server 2012を,デスクトップPCのOSとして使用しています.サーバ向けOSですが,そのPCの使用用途といえばネットサーフィンくらいです.本稿では,Windows Server 2012のウィルス対策について書いてみようと思います.

Windows Server 2008 R2以前であれば,Windows 7と同様にMicrosoftが提供しているセキュリティソフトウェア,Microsoft Security Essentials (MSE)をインストールすることでウィルス対策が出来ました.しかし,Windows Server 2012はMSEをインストール出来なくなっているようです.仕方がないのでノーガード戦法で乗り切ってきましたが,さすがに少々不安が残っていました.

わからないなりに調べてみると,Microsoft System Center 2012 Endpoint Protectionというソフトウェアを使用すると,MSEと同等のサービスを利用できるようになるらしいことがわかり,試してみることにしました.以降では,私の試した手順について記しておきます.

設定メモ
必要なファイルをダウンロードする
Microsoft System Center Configuration Manager 2012 SP1 および Endpoint Protection 2012 SP1 のダウンロード」のページを開き,「今すぐダウンロードする」からファイルのダウンロードを開始します.Microsoftアカウント(旧Windows Liveアカウント)でログインを求められます.
ファイルを展開する
自己解凍形式の圧縮ファイルがダウンロードされるので,圧縮ファイルを任意のフォルダに解凍します.
インストーラを実行する
管理者権限を持つユーザでログインし,解凍して出来たフォルダ内のインストーラ「SMSSETUP\CLIENT\SCEPInstall.exe」を実行して,Microsoft System Center 2012 Endpoint Protectionのインストールを開始します.

SCEPInstall.exe
インストール完了
ユーザ・インタフェースはMSEそのもの.動作にも特に違いは見受けられません.ウィルス対策ソフトウェアとして機能してくれそうです.インストール後に,「更新」タブで最新の定義ファイルへの更新と,フルスキャンを実行しておくと良いでしょう.

Microsoft System Center 2012 Endpoint Protection
定義ファイルを更新できないときは…
定義ファイルが更新できないときはWindows Updateの設定を確認してください.「取得する更新プログラム」の項目が「Microsoft UpdateからのWindowsと他の製品」となっていない場合は,ウィンドウ左側の「設定の変更」から,これを有効にしてください.

Windows Update

なんだか大丈夫そうなので,またしばらくはこの状態で様子を見たいと思います.

製品紹介

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