blog 渓鉄: 交通科学博物館の曝涼展に行ってきました

交通科学博物館の曝涼展に行ってきました

京都への移設計画に伴い来年4月に閉館することが決定している，交通科学博物館に行ってきました．目的は，今日9月21日から開催されている「さよなら企画展Part I『収蔵品コレクション曝涼展』」の観覧のためです．

企画展区画の中に，テーマ別に所狭しと収蔵品が並べられていました．鉄道系の博物館でよく見かけるものも多かったですが，私自身初めて見たものも幾つかありました．企画展のパンフレットも小冊子になった立派なもので，展示品をカラー写真で振り返ることができ，大変面白いです．

何枚か写真を撮りましたが，一枚だけご紹介します．現「JR難波駅」が「湊町駅」だった頃の駅名標です．比較的最近の1994年まで使われていたものなので，馴染みがある人も多いのではないでしょうか．

湊町駅駅名標

私が展示車両の中で最も気に入っているのが，この0系初期形です．1964年の開業当初に投入された初期形は客室窓が大窓なのが特徴です．この写真ではわかりませんが…．現役時代を知らない子供達にはあまり人気がないのか，0系周辺に人影はほとんどありませんでした．

0系初期形

模型鉄道パノラマ室の操作卓です．運転中ずっと後で操作を眺めていました．やってみたい…．操作されている方は，指差確認をしつつ列車解説トーク，音響操作と運転操作を同時にされていました．すごい．
おそらく，新鉄道博物館（仮称）では，最新デジタル機器を利用した操作システムが導入されるのではないでしょうか．しかし，いかにもアナログなこの操作卓も良いですよね．