2012/12/27

Windows Server 2008 R2をデスクトップOSとして使う on ThinkPad X61

ThinkPad X61に,サーバ向けOSのWindows Server 2008 R2をインストールして使用することにしました. Windows 8で導入された新しいユーザ・インタフェースはノートPC向けでないような気がしますし,そもそもWindows OSは高価です. しかし,Windows Server 2008 R2は,学生であればMicrosoft DreamSpark Studentsから無料でダウンロードできます. Windows Server 2008 R2はWindows 7をベースに開発されているので,一定の設定を行えば,Windows 7とほぼ同様に使用することができます.

本投稿は,私が行った設定のメモです.

  1. Windows Serverインストール直後に行った設定
  2. Administratorまたは管理者権限を持ったユーザでログインして作業を行います.
    • コンピューター名とワークグループ名の設定
    • 「スタート」 > 「コンピュータ」の上で右クリック > 「プロパティ」 > 「システムの詳細設定」 > 「コンピューター名」タブ

    • Internet Explorerのセキュリティ設定
    • 各種ドライバ・ソフトウェアのダウンロードに使用するので,面倒なセキュリティ設定は解除しておきます.
      「サーバーマネージャ」 > 「セキュリティ情報」 > 「IE ESCの構成」

    • セキュリティの設定
    • セキュリティの設定を変更して,ログオンやシャットダウンなどの日常的な操作を簡略化します.
      「ファイル名を指定して実行」 > 「secpol.msc」で,「ローカル セキュリティ ポリシー」ウィンドウを開いて作業を行います.
      • ログオン操作の簡略化
      • 「ローカルポリシー」 > 「セキュリティオプション」 > 「対話型ログオン: Ctrl+Alt+Delを必要としない」 > 「有効」

      • パスワードのポリシーの変更
      • 「アカウントポリシー」 > 「パスワードのポリシー」 > 「パスワードの有効期間」で「0」と入力.「0」で無期限になります.
        この他の項目も,必要に応じて変更してください.

      • 一般ユーザーにシャットダウン権限を与える
      • 管理者権限を持たない一般ユーザーでもシャットダウンができるようにします.
        「ローカルポリシー」 > 「ユーザー権限の割り当て」 > 「システムのシャットダウン」 > 「ユーザーまたはグループの追加」 > 「オブジェクトの種類」 > 「グループ」にチェック > 「オブジェクト名の入力ボックス」に「Users」と入力

      「ファイル名を指定して実行」 > 「gpedit.msc」で,「ローカル グループ ポリシー エディター」ウィンドウを開いて作業を行います.
      • シャットダウン操作の簡略化
      • 「コンピュータの構成」 > 「管理用テンプレート」 > 「システム」 > 「シャットダウンイベントの追跡ツールを表示する」 > 「無効」

      • ログオン画面でのシャットダウン操作を有効化
      • 「コンピュータの構成」 > 「Windows の設定」 > 「セキュリティの設定」 > 「ローカル ポリシー」 > 「セキュリティ オプション」 > 「システムをシャットダウンするのにログオンを必要としない」

  3. Service Pack 1をインストールする
  4. 下記リンクからService Pack 1 (windows6.1-KB976932-X64.exe)をダウンロードして,インストールします.インストールには時間がかかりますので,しばらく休憩できます.

    Windows 7 および Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (KB976932)

  5. Windows Updateを実行する
  6. Windows Updateを実行して,Windowsを最新の状態に更新します.2回程度実行した方が良いと思います.

  7. 機能を追加する
  8. Windows AeroやWindows Media PlayerなどのWindows 7の標準機能に加え,指紋センサや無線LANの使用に必要な機能を追加します.
    「サーバーマネージャー」 > 「機能」 > 「機能の追加」で以下を選択
    • .Net Framework 3.5.1の機能
    • Windows 生体認証フレームワーク
    • デスクトップエクスペリエンス
    • 「インクと手書きサポート」が必要というメッセージが表示されたら「必要な機能を追加」
    • ワイヤレス LAN サービス
    選択後,「次へ」 > 「インストール」

  9. サービスの設定を行う
  10. 各種サービスの設定を行い,Windows 7で標準で使用可能な機能を,Windows Serverでも有効にします.
    • サウンドの有効化
    • 「ファイル名を指定して実行」 > 「services.msc」 > 「Windows Audio」 > 「自動」 > 「開始」

    • Windows Aeroの有効化
    • 「ファイル名を指定して実行」 > 「services.msc」 > 「Themes」 > 「自動」 > 「開始」

    • 時刻サーバと同期
    • 「ファイル名を指定して実行」 > 「services.msc」 > 「Windows Time」 >「自動」 >「開始」

  11. ユーザーを追加し,個人設定を変更する
  12. OSインストール後の環境整備はAdministratorで行いましたが,日常的な作業には,管理者権限を持たない一般ユーザを使用する方が良いでしょう.一般ユーザを作成し,Windows Aeroを有効にしてWindows 7ライクなデスクトップにしてみました.
    「サーバーマネージャー」 > 「構成」 > 「ローカルユーザーとグループ」から新規ユーザーを作成可能

    一般ユーザーを作成後,ログオンして「個人設定」を変更すると,Windows 7ライクなデスクトップを実現できます.しかし,Windows Aeroの使用には,次に述べるドライバのインストールが先に必要になります.

  13. Lenovo提供のドライバ・ソフトウェアをインストールする
  14. Lenovoのサポートページから各種ドライバ・ソフトウェアをダウンロードして,インストールします.残念ながら,Windows Server 2008 R2上では,「システム アップデート」をはじめとする一部のソフトウェアが正常に機能しません.また,Bluetoothは使用できません.
    とりあえず,下記をインストールしました.
    • ホットキー機能統合
    • ThinkVantage ハードディスク アクティブプロテクション システム
    • ThinkPad モニター・ファイル
    • インテル ディスプレイ ドライバー
    • 指紋認証ソフトウェア
    • 省電力マネージャー
  15. Microsoft Security Essentials (MSE)をインストールする
  16. Microsoftが無料で提供しているウィルス対策ソフトウェアです.Windows Server 2008 R2のようなサーバ向けOSに対応している個人向けウィルス対策ソフトウェアは少ないですが,MSEはWindows Server 2008 R2にインストールして使用可能です.
    下記リンクからダウンロードページに移動できます.「バージョンの選択」で「Windows Vista/Windows 7 64ビット」を選択してください.

    Microsoft Security Essentials - Microsoft Windows

  17. アプリケーションをインストールする
  18. ここまで作業を終えたら,環境整備はほとんど終了です.後は,常用アプリケーションをインストールします.下記のアプリケーションは,Windows Server 2008 R2でも正常に動作しました.
    • Google Chrome
    • インターネット・ブラウザです.
    • Google Drive
    • クラウドストレージです.
    • 7-Zip
    • ファイルアーカイバです.64ビット版が使用可能です.
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