11月17日,江ノ島電鉄のタンコロまつりと原鉄道模型博物館に行ってきました.
先週は所用で横浜に滞在していましたので,帰路に就く前にもう一泊して遊ぶ予定でした. しかし,運悪く荒天に見舞われたため,土曜日のタンコロまつりは12時で打ち切られるとの情報が…. 午後行くつもりでしたので焦りました.
なんとか11時30分頃に会場の極楽寺検車区に到着しました. 近くに住んでいる友人と合流して,30分間,タンコロまつりを楽しむことができました.
雨が降っていたので,あまり写真を撮影することはできませんでしたが,何枚か紹介したいと思います.
鎌倉駅のホームで出迎えてくれたのは,車止め上の蛙の置物でした. 当日は雨が降っていたので,なんだか妙に存在感を放っていた気がします. 良い雰囲気を演出していました.
タンコロまつりの会場である極楽寺検車区の最寄り駅,極楽寺駅です. 江ノ島電鉄はドラマやアニメなどでもよく登場しますが,その中でもよく使用される駅の1つだと思います. 個人的には,エルフェンリートの第一話を思い出しますね. 最近ですと,TART TARIで鎌倉駅や鎌倉高校前駅が登場していました. 初めて訪れたはずなのに,既視感というか,懐かしさを感じされてくれる鉄道路線です.
「タンコロ」という愛称が検車区一般公開の名称にも取り入れられている旧型車両です. 動態保存されているそうですが,今回は動く姿を見ることはできませんでした. 良好な状態を維持するために,丁寧に整備されている印象を受けました.
タンコロの扉開閉装置です.現在は鉄道車両の客室扉と言えば自動扉なので,珍しいですね.
500形のカットボディは記念撮影コーナーになっていました.子ども用の制服も用意されているようでした.
京福電気鉄道(嵐電)との姉妹提携を記念し,嵐電カラーで運行している1500形です. 藤沢駅で撮影しました. この駅も特徴的な構造をしていて興味深いです. 恥ずかしながら,高架駅だという事を初めて知りました.
できれば江ノ島電鉄を堪能したかったのですが,雨風ともに強く,海はかなり時化ていましたので断念しました. 代わりに,友人と東海道本線や京浜急行電鉄の乗り潰しを楽しみました. 京浜急行電鉄では,機器更新が進み,数少なくなってきたドレミファインバータの車両にも乗車できました.
友人と別れた後,帰るのはまだ早いかなと考え直して,原鉄道模型博物館を訪問してみました. 残念ながら館内での写真撮影は禁止されていますので,内部の様子を写真を交えて紹介することはできません.
原氏が製作された車両が丁寧に紹介されていました. 車両のスケールは1/32か1/40のものが主だったと思います. とても精巧な作りで,運転台を覗くとマスタコントローラのハンドルも確認することができました. 日本では実用化されていなかった,世界各国の独特な鉄道車両技術の機構も忠実に模型として再現されているというのは驚きです. いくつかの機構についてはCGを用いた解説も用意されており,実車の勉強にもなりました. また,鉄道模型用に考案された惰性走行の仕組みや車輪の材質へのこだわりなどについても紹介されていました.
一番ゲージのレイアウトではオペラグラスが貸し出されており,グラス越しにレイアウトを走り抜ける模型列車を見ると迫力満点です. 写真が撮りたくてたまりませんでした…. 鉄道模型ファンならずとも,楽しめる場所だと思います.
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