要約
I-O DATA GV-VCP3/PCI ビデオキャプチャボード
GV-VCP3/PCIは,2006年4月発売のPCIカードタイプのビデオキャプチャボードです.
後継としてGV-VCP3R/PCIがあり,GV-VCP3/PCIとの違いはRoHS指令対応の有無のみとみられますが未確認です.
つまり,GV-VCP3/PCIとGV-VCP3R/PCIのハードウェアはほとんど同じということで,GV-VCP3/PCIでもGV-VCP3R/PCIのサポートソフトが使えたのではないでしょうか.既にWindows 7 32bit以前のデスクトップPCが手元にないため確認できませんが….
入力端子はコンポジット入力のRCAピンジャックが2系統とS-Video入力の4pin mini-DINが1系統です.
コンポジット出力のアナログカメラの映像をPCに取り込みたかったのですが,ちょうどこのボードが転がっていたので最新のWindows OS環境で使用可能か試してみた記録です.
結論としてはWindows 10 64bit 20H2で録画に成功して使えています.しかし,非公式な方法かつ海外サイトからのファイル入手が必要ですので,参考情報として眺めてください.最早こんなことしたい人,私以外にいないかもしれませんが….
ドライバの入手,編集,インストールの概要
ヒントは価格.comの書き込み
価格.comにはWindows 7 64bitで動作したとの報告があり,その方法が具体的に記載されていました.ご丁寧なことに,使用した代替ドライバのバージョンとMD5までありました.
私が行ったことは,この代替ドライバをインターネット上で探してきて,同じように編集して使っただけです.
代替ドライバの入手
代替ドライバも公式での配布は終了しており,インターネット・アーカイブからも入手できませんでした.このため,非公式なWebサイトからダウンロードする必要がありました.
Google検索で「CX23880.5.0.18.6420_Vista_WHQL」で検索すると見つかります.ダウンロードできたら,zipファイルを展開して,その中にあるcxavsvid.sysのMD5が一致するか確認してください.
PVR2000.infの編集
代替ドライバに含まれるPVR2000.infは当然ながらGV-VCP3/PCIではありませんので,記述をGV-VCP3/PCIに合わせて書き換える必要があります.
必要な情報は,GV-VCP3R/PCI サポートソフトに含まれるWindows 7 32bitドライバのiocx88vd_7.infに記載されています.
私はWinMergeでPVR2000.infとiocx88vd_7.infを比較しながら書き換えました.
ドライバのインストール
あとは,書き換えたPVR2000.infを使用してドライバをインストールするだけですが,1つ注意点があります.
このドライバは署名なしドライバのため,Windows 10をテストモードにしてインストールする必要があります.
この方法については既に多数のWebページで紹介されていますので,「Windows10 ドライバ インストール テストモード」などで調べていただければと思います.
映像のキャプチャ
I-O DATA公式のGV-VCP3R/PCI サポートソフトに含まれるキャプチャソフトは,Windows 10 64bit 20H2でも使用できました.
しかし,実用的にはOBSを使用するのが良いのではないでしょうか.OBSはライブ配信などに現在広く使用されているフリーウェアで,もちろんWindows 10 64bitをサポートしています.
あれ,映像がキャプチャできないぞ.というときは,設定を確認してみてください.私の場合,デフォルトではS-Video入力となっていたためコンポジット入力に切り替える必要がありました.
以上,参考になれば幸いです.