概要
毎年,JR東海は鉄道写真を使用したカレンダー壁紙をWebで公開しています. ディスプレイ解像度別に各月3種あるため,ブラウザから全種類ダウンロードしようとすると,リンクを開いて画像ファイルを保存する操作を36回繰り返さなければなりません.面倒です. そこで,自動的にカレンダー壁紙を全種類一括ダウンロードするバッチファイルを作成しましたので紹介します. 年に一回しか使う機会がありませんが,bitsadminコマンドによるダウンロード処理例として,他にも応用が可能なバッチファイルだと思います.
バッチファイルの入手方法
Gistに登録していますので,下記リンクからソースコードをコピー&ペーストして「get_jrcentral_wallpaper.bat」として保存するか,Zipファイルをダウンロードしてください.
バッチファイルは,文字コードがSJIS,改行コードがCRLFになるように保存してください.
Zipファイルでダウンロードした場合は改行コードがLFになっていると考えられます.
サクラエディタなどのテキストエディタで,改行コードをCRLFにして上書き保存してください.
上記の改行コードの変更作業は不要になりました.
動作確認環境
他バージョンのWindowsでも実行可能と考えられます.
Windows | Windows 10 Pro 64bit |
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使用方法
- バッチファイルを準備する
- get_jrcentral_wallpaper.batをダブルクリックして実行
上記の「バッチファイルの入手方法」を参考に,get_jrcentral_wallpaper.batを準備してください.
文字コードがSJIS,改行コードがCRLFになっているか確認してください.
get_jrcentral_wallpaper.batの実行が開始されると,get_jrcentral_wallpaper.batがあるフォルダにdownloadフォルダが作成されます. あとは,downloadフォルダにカレンダー壁紙が全種類ダウンロードされるのを待つだけです.
その他
バッチファイルのソースコードかカレンダー壁紙のファイル名を読むと気づくと思いますが,ファイル名の解像度を示す箇所が1024x768,1280x1204,1600x1200になっています. そう,一般的には1280x1204ではなく1280x1024ですよね. 実際の画像サイズは1280x1024なので,ファイル名を付ける際に間違えたものと考えられます. 2018年のカレンダー壁紙が公開される際は修正されるかもしれませんので,その場合はバッチファイルの変更が必要になります.
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