MacBook Air(以下,MBA)とともに持ち歩くマウスを更新しました. トラックパッドだけでは細かい作業がしづらいこともありますので,マウスは必要ですね.
これまでは,MicrosoftのWireless Notebook Optical Mouse 3000を使用していました. これは2004年に発売された製品なので,かなり古い製品になります. USB接続の無線レシーバは現行製品を比べるとかなり大きく,「Apple製品でMicrosoftのUSBメモリを使っているのか.あれ,MicrosoftってUSBメモリ発売してた?」とUSBメモリと間違えられるほどでした.
これほど大きいと,MBAを持ち歩いているときに無線レシーバを壁にぶつけそうになることがあり,危険でした(私の不注意が原因ですが). 何より,2つしかないMBAのUSBポートのうち1つが占有されるのを避けたいと思いました.
以上の問題を解決できるのは,Bluetoothマウスです. MBAを含む近年のPCの多くにはBluetooth通信機能が標準で搭載されており,Bluetoothマウスを無線レシーバなしで使用することが可能です. 一般的な無線マウスと比べると種類は少ないものの,Bluetoothマウスは各社から発売されています.私はLogicool M555bを購入しました.
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M555bを選んだ理由
理由としては,前述のように無線レシーバが不要であることに加え,高速スクロール機能が搭載されている事が挙げられます. 一般的なマウスホイールは,回転させると「カチカチ」という抵抗がありますが,高速スクロール機能有効時には,この抵抗がありません. したがって,マウスホイールを少し転がすだけでホイールが長時間高速で回転するのです. 私は,デスクトップPCでも高速スクロール機能が搭載されたLogicool MX620を愛用しています. 高速スクロール機能は,数十ページあるPDFのマニュアルやソースコードを流し読みしたりするときに大変便利です. なお,高速スクロール機能は無効化することができ,この場合は一般的なマウスホイールと同様の使用感を得られます.
インストール / 動作確認
MacOS X LionとBoot Camp上のWindows 7 Professional 64bitで正常に動作しました. MBAとマウスのペアリング直後から,各OSの標準ドライバで動作します. しかし,Logicoolが提供している,マウスの詳細な設定ができるソフトウェアのインストールをおすすめします. Windows版はSetPoint,MacOS版はLogicool Control Centerという名称です.
ソフトウェアのインストールに関しては,付属している取扱説明書とCD-ROMは使い物になりませんでした. M555bの発売からしばらく経過しているため,CD-ROMに収録されているソフトウェアのバージョンが古くなっているのです. したがって,Logicoolのサポートから最新版のソフトウェアをダウンロードすることをおすすめします.
使用感
Wireless Notebook Optical Mouse 3000との比較になります. Wireless Notebook Optical Mouse 3000が単3電池1本で動作するのに対してM555bは単3電池が2本必要で,重いです. 個人的には,デスクトップPCのマウスは,ある程度の重さがあった方が安定感が得られると思っているのですが,持ち歩くマウスはできるだけ軽い方が良いと思います. したがって,この点は少し残念です. あとは,できれば,マウスの表面(ボタン部分)を光沢や艶のない,落ち着いた色と手触りにして欲しかったです.
他は特に不満もなく,快適に使用しています. レーザーマウスなのでカーソルが突然飛ぶこともなくなりました. 総合的には良い製品だという感想です.
追記 2013年12月22日
本投稿で紹介したM555bの後継製品が発売されたようなので紹介します. Bluetoothマウスの購入を検討されている方は,下記も参考にしてみてください.
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