2月15日(水)夜から2月18日(土)にかけて,鉄道旅行に行ってきました. 大阪から青森の間を日本海側経由で往復する旅行で,往路は新潟まで寝台急行「きたぐに」を利用し,復路は青森から大阪まで寝台特急「日本海」を利用する予定でした. なお,往路の新潟から青森の間は,特急「いなほ」や秋田内陸縦貫鉄道を利用しました.
結果から書きますと,残念ながら大雪のため運休になり,日本海には乗車することができませんでした. 急遽,旅程を変更する事態になりましたが,楽しい4日間を過ごせたと思います. 今回は,きたぐにに乗車して大阪を出発し,新潟に到着するまでについてまとめます.
撮影した写真の一部をPicasa Web アルバムにアップロードしましたので,よろしければご覧ください.
きたぐに・日本海 |
大阪環状線などを利用し,自宅最寄駅から大阪駅へ. きたぐにの大阪駅入線は23:03,出発は23:27,ホームは11番線です. 向かい側の10番線に立ち,入線を待ちました.
きたぐにの使用車両は10両編成の583系電車です. どうしても,この「月光形」の愛称をもつ583系に乗車してみたかったので,今回の旅行を計画したのです. つまり,新潟駅に到着した時点で旅行の最大の目的を達成してしまうわけでして,それはそれで微妙なところですけれども….
多くの寝台列車が客車列車であるのに対して,きたぐには電車列車です. ゆえに,客車列車特有のガクンッという衝撃はなく,ゆっくりと大阪駅を出発しました. 鉄道唱歌が流れて最初の車内放送が入ると,いよいよ旅行が始まったという気持ちになりますね.
私はB寝台車である8号車のパンタグラフ下,中段を利用しました. 583系のB寝台は上段・中段・下段で構成される3段寝台なのですが,上段および中段は寝台がかなり狭いのです. しかし,パンタグラフを搭載する8号車は,パンタグラフを搭載する空間を確保しなければならない関係上,パンタグラフ直下には上段がないのです. このため,パンタグラフ下の中段は通常の中段より広く,人気があります. 私の場合は,学校近くの旅行社で確保をお願いして,なんとかゲットできました.
京都駅を出発した後,自由席および指定席,A寝台の客室や設備を見学して,自分の寝台に入りました. 気がつくと減灯されており,車内は走行音だけが響く静かな空間になっていました. ちなみに8号車は喫煙車ですが,煙草の匂いはほとんどありませんでした. 寝台での喫煙は禁止されているので,当然と言えば当然ですが….
長時間停車する長岡駅で一度ホームに出て撮影しました. 早朝の長岡は雪が降っていました. きたぐにのヘッドマーク周辺も,うっすら雪化粧になっていました.
定刻に新潟駅に到着しました. ホームも線路上も雪で白一色. 反射光で少し眩しく感じるくらいです.
今日はここまでです. 次回は,新潟から秋田までの旅程についてまとめたいと思います.
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