概要
鉄道模型のレイアウト用に,会議室やイベント会場でよく使われている折りたたみ会議机を2つ購入しました.
レイアウトといっても当分は情景を作り込むつもりはなく,単純に天板上にレールを広げて使う予定です.
机を購入した理由
鉄道模型は買って増えていく一方で,普段家ではほとんど走らせる機会がありませんでした.
レイアウトを常設するほどスペースが潤沢ではないので,走らせるときに床にレールを広げていました.そして,走らせ終わったら毎回片付ける….
レールを広げて片付けるのが面倒ということもありますが,どうしても上から見下ろすことになります.
事前に掃除してもある程度は残ってしまう床上のホコリなども少々気になりますし,スペースを工面して机を置くことにしました.
もう1つの理由は,タタミ一畳程度の広さでも,16番 (HO)ゲージを結構楽しめそうだということを知ったためです.YouTubeの すみすみ さんの動画が参考になりました.
HOゲージの車両は最近入手したキハ110 200番台のみしかないのですが,NゲージとHOゲージ,両方の鉄道模型を走らせるために使えるのは良いなと思いました.
市販の机の購入以外の案
当初は机の購入ではなく,下記も考えていました.天板のサイズは,タタミ一畳分(TOMIXのレイアウトボード 3枚分)の幅1800mm x 奥行900mmを想定していました.
- IKEAなどの市販の天板と市販の脚をそれぞれ購入し,組み立て
- 市販の天板とアルミフレームを購入して,机を自作
- TOMIXのレイアウトボード 3枚とイレクターパイプもしくはアルミフレームによる台座の組み合わせ
まず,市販の天板と市販の脚を組み合わせた机は,希望する天板のサイズがなかったために見送りました.私が希望するサイズがパソコンデスクなどで需要がある天板のサイズと一致していないためだと思います.
また,天板のサイズが大きくなると,脚だけではなく天板を支えるフレームが必要になるのかなと思います.あと,デザイン性に富んでいる必要がなかったことも理由の1つです.
次に,市販の天板とアルミフレームによる机の自作は,興味はあったものの見送りました.アルミフレームは結構高価であることと,強度や実用性を満たした机を一発成功で自作するのは敷居が高そうだったためです.
最後に,イレクターパイプなどでTOMIXのレイアウトボードの台座を作る案ですが,これも前述の案と同様の理由で見送りました.
引っ越しなどのことを考えると手軽そうではありましたが,天板上にレールを広げていないときには作業机としても使うことを考えると,強度や安定性に不安がありました.
机の選定
市販の机を購入する方針にしてからは,実用性から考えて,オフィス什器を念頭に置いていました.
ただし,天板のサイズが1800mm x 900mmとなると,新品でも中古でも数万円と結構高価です.
設計や組み立てで失敗したり時間を使うことがない点を考えるとそれでも良いかなと思っていましたが,ふと見たツイートで折りたたみ会議机が良さそうだと考え始めました.
確かに鉄道模型のイベントなどでは,折りたたみ会議机の上にレールを敷いたり,モジュールレイアウトを並べていますね.
折りたたみ会議机は各メーカーから発売されていますが,天板のサイズは大体下記のサイズで統一されているようです.
さらに,天板の下に棚があるタイプと棚がないタイプがあります.私は棚は不要なので,棚がないタイプを選択しました.
また,天板の色は多様で統一感はないですね.白は後々キズや汚れが目立ちそうなので避けました.
- 幅1500mm x 奥行450mm x 高さ700mm
- 幅1500mm x 奥行600mm x 高さ700mm
- 幅1800mm x 奥行450mm x 高さ700mm
- 幅1800mm x 奥行600mm x 高さ700mm
2つ組み合わせると,ちょうど幅1800mm x 奥行900mmになるのが購入の決め手でした.
買い足して拡張できますし,折りたたんだ状態で床に並べても使えそうですし,仮に不要になっても折りたたんで収納しておくことができます.
隙間を開けて並べて,その間にモジュールレイアウトを渡すようなこともできそうです.モジュールレイアウトを作ったことはないのですが.
どこでどのメーカーのものを購入するか
サイズは統一されているのでどのメーカーでも良いかなと考えていましたが,いざネット通販で購入しようとすると,個人で購入することができないサイトもありました.
購入はできても,個人の場合は法人と比較して配送料が高い場合がありますので注意が必要でした.私はアスクルで購入しました.今回初めてアスクルを利用したのですが,個人で利用できることを知りませんでした.
アスクルですとトーカイスクリーン製とアイリスチトセ製の取扱いがありました.価格はほぼ同じでしたが,トーカイスクリーン製を選択しました.商品ページに図面画像がありわかりやすかったほか,最大積載質量が50kgだったためです.ほかのメーカー製は30kgのものが多かった印象です.
製品紹介