2021/02/06

CISCO互換ケーブルのピンアサイン

Cisco互換ケーブル (コンソールケーブル)

不要なLANケーブルを流用して,Cisco互換ケーブルを自作した.ピンアサインの参考にしたページをメモしておく. Cisco互換ケーブルと言っているのは,Cisco機器の設定などの際にCisco機器とPCを接続するために使用するケーブルのこと.コンソールケーブルとも呼ぶ. Cisco機器側が一般的なLANケーブルと同じRJ45,PC側がD-sub 9ピンコネクタである.PC側がUSB (USBシリアル変換IC内蔵)になっているものもある. Cisco以外のメーカーのネットワーク機器などにも広く採用されている.

既成品例とピンアサインの参考資料

下記の富士通のWebページに,既成品例とピンアサインが掲載されている.

既成品例の1つがパナソニックLSネットワークスのPN72001で,製品ページに商品図面が掲載されている.ピンアサインはこの図面がわかりやすく,一番参考になった.

2021/02/04

久しぶりにディスク消去ツールのDBANを使用しました

要約
  • Darik's Boot and Nuke (DBAN)は,フリーのディスク消去ツール
  • フロッピーディスクを作成するための実行ファイルが提供されているのは,1.0.7まで.最新は2.3.0
  • 上記の1.0.7の実行ファイルはWindows 10ではエラーが発生する.今回は,仮想マシン上のWindows XPで実行
Darik's Boot and Nuke (DBAN)

Darik's Boot and Nuke (DBAN)は,フリーのディスク消去ツールです.自己起動可能なツールで,CD-Rやフロッピーディスクに書き込んで使用します. 古いネットブックのHDDのデータ消去が必要になったので,DBANのことを久しぶりに思い出しました. 手元にCD-RやUSBメモリがありませんでしたがフロッピーディスクがあったので,今回はフロッピーディスクに書き込んで使いました.

フロッピーディスクの作成には,dban-1.0.7_i386.exeを使う

2.0.0以降は,フロッピーディスクの作成に使う実行ファイルが配布されていないことに気づきました. 1.0.7までは配布されており,ファイル名はdban-1.0.7_i386.exeです. USB FDDを接続し,dban-1.0.7_i386.exeを実行するとウィンドウが開きます.Installボタンを押下すると開始されるのですが,処理が進まずエラーになりました. すぐに諦めたので対処方法があるかもしれませんが,少なくとも私のWindows 10 64bit 2004環境では動作しないようでした. なお,「管理者として実行」と互換モード (Windows XP SP2)も試しましたが,エラーになりました.

すぐに諦めたのは都合よくVMware Workstation PlayerにWindows XP SP3の仮想マシンがあったからです. この仮想マシンに同じUSB FDDを接続してdban-1.0.7_i386.exeを実行したところ,正常にフロッピーディスクを作成できました. まぁ,フロッピーディスクの作成をサポートする必要がない世の中になって10年以上経っていますからね.

以上,参考になれば幸いです.